情報過多の時代に
半年1回のブログの更新が遅れ遅れて3年に1回になってしまっている。
その間、建設業許可申請、医療法人定款変更認可申請、相続(遺産分割協議書)、法人設立、NPO法人設立、宅建業免許申請、産業廃棄物収集運搬(許可&更新)、等・・・・・・・
国、東京都、神奈川県をメインに活動しているが、活動の基本はネットワークの構築と信用とフィールドワーク(現地・実地調査)に落ち着く。フットワークが良いかと問われると私はけっして良い方ではない。仕事柄、1次情報と向き合わなければならないので動き出さざるを得なくなり、動き出すと、ここがこうなって、ああなって、この情報はこちらから取って、この組織にヒアリングしてという具合に展開し、受け身ながらそれなりにフィールドワーク(現地・実地調査)が完成する。
さて、動き出すにあたって私はできる限り「現場に行く」をモットーにしている。オンライン全盛の昨今、現場に行かずともZOOMやチ-ムズで情報交換は十分事足りると思われるかもしれないが、私は現場での五感が(六感まで含める)大事であると考えている。
一時、暗黙知、形式知というワードが流行ったが、かくいう私は暗黙知こそ実は人間の行動の源ではないかと考えている。現場では立体感や空気や匂い、音、光、明るさ、感触、現場でないとわからない感性が情報として転がっている。それらが経験として積層し頭の中で意思決定を促進する。現場は言葉にできないものが満ち溢れているのだ。
情報過多の時代、言葉が先行し、肥大化している昨今、言葉で表現できない暗黙知が吹き飛んでしまって大事なことが見落とされているような気がするのだ。
結果と効率とより速くを求める社会と小奇麗に切り取った音と映像とそのキャプションの氾濫の中で私達は言葉では伝わらないものが歴然とあることを再認識しなければならないのではないだろうか。
於)新宿西口ドト-ル
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